おじじの超偏屈日記
30代半ばに差し掛かったおじじのしゃかりきコロンブス
住宅建築といふこと


住宅建築といふこと



daikuさんのこの記事を見て思い出したことを書きます。

実はおじじ、以前建築会社の営業をしておりました。

まぁたいした営業マンじゃありませんでした。

そんな中、お付き合いが始まり、新築していただいたお客様が居ました。

おじじにとっては初めてのお客様でした。

とても良いご夫婦で、ポンコツな営業マンにも

とても良くして頂きました。


 一生懸命やってるつもりでしたが、建築に対する知識が乏しい上、

融資関係を一手に任されほぼ連日パニクってました。


 色んなトラブルが、それこそ数え切れないほど起こりました。

その都度、怒られながらも上司に教えを請い、仲間に助けられ

何とか引渡しまでこぎつけました。



おじじが居たその建築会社は、今考えても非常にすばらしい所でした。

既に故人となってしまわれた創業者の理念だったのでしょうが、

未だにその会社を超えるような会社には出会っていません。

皆さんは当たり前だと思われるかもしれませんが、

本気でお客様の利益を第一に考えていました。

コレは徹底していました。ここで育ったおじじは現在の仕事で

色々な工務店さんとお付き合いしますが、

がっかりすることと、呆れる事が一杯あるんですよ。



話を戻します。

その会社では、引渡し後にお客様に、建築中不満や不安がなかったか

1-2-3ヶ月後に営業〜設計〜工事と順繰りにアンケートを頂くんです。

勿論、営業が設計の、設計が工事の、工事が営業の、と言った

具合に、他部署の担当者が行くんですけどね。


そのアンケートの中におじじに対して、ものすごくお客様が

満足していて、「融資についてはおじじさんにやっていただいたおかげ

で〜」とか、ものすごく褒めてもらえたんですよ。


会議でその内容が報告され、そのアンケートのコピーをもらって

その晩、泣きました。

嬉しくて嬉しくて、一人ずっと泣きました。


でもね、実際に家を建てたのは、大工さんを始め沢山の職人さん達

ですよね。

それが凄く気になったんです。


ホントに俺は頑張ったのか?

俺はこんなに褒められ、感謝されていいのか?


その後、次に新築工事を頂いた時には、一日も欠かさず

現場に行きました。

毎日大工さんのジャマにならないように現場に入り浸ってました。

沢山の職人さんの仕事を見ているうちに、ココに居なければ

ホントの事がわからないんじゃないか?

ココで汗を流してこそ、お客様に感謝されたときに、

胸を張って「どういたしまして」と言えるんじゃないか?

って考え始めちゃったんですよね。


当時は実に崇高で一途な気持ちだったんですね〜

今や立派なポンコツ職人ですが。。。



でも、今でもあのアンケートを書いてくださったお客様には

心から感謝しています。


職人や営業マンも、お客様の声に心が動かされたりすることが

本当にあるんですよね。







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