daikuさんのこの記事を見て思い出したことを書きます。
実はおじじ、以前建築会社の営業をしておりました。
まぁたいした営業マンじゃありませんでした。
そんな中、お付き合いが始まり、新築していただいたお客様が居ました。
おじじにとっては初めてのお客様でした。
とても良いご夫婦で、ポンコツな営業マンにも
とても良くして頂きました。
一生懸命やってるつもりでしたが、建築に対する知識が乏しい上、
融資関係を一手に任されほぼ連日パニクってました。
色んなトラブルが、それこそ数え切れないほど起こりました。
その都度、怒られながらも上司に教えを請い、仲間に助けられ
何とか引渡しまでこぎつけました。
おじじが居たその建築会社は、今考えても非常にすばらしい所でした。
既に故人となってしまわれた創業者の理念だったのでしょうが、
未だにその会社を超えるような会社には出会っていません。
皆さんは当たり前だと思われるかもしれませんが、
本気でお客様の利益を第一に考えていました。
コレは徹底していました。ここで育ったおじじは現在の仕事で
色々な工務店さんとお付き合いしますが、
がっかりすることと、呆れる事が一杯あるんですよ。
話を戻します。
その会社では、引渡し後にお客様に、建築中不満や不安がなかったか
1-2-3ヶ月後に営業〜設計〜工事と順繰りにアンケートを頂くんです。
勿論、営業が設計の、設計が工事の、工事が営業の、と言った
具合に、他部署の担当者が行くんですけどね。
そのアンケートの中におじじに対して、ものすごくお客様が
満足していて、「融資についてはおじじさんにやっていただいたおかげ
で〜」とか、ものすごく褒めてもらえたんですよ。
会議でその内容が報告され、そのアンケートのコピーをもらって
その晩、泣きました。
嬉しくて嬉しくて、一人ずっと泣きました。
でもね、実際に家を建てたのは、大工さんを始め沢山の職人さん達
ですよね。
それが凄く気になったんです。
ホントに俺は頑張ったのか?
俺はこんなに褒められ、感謝されていいのか?
その後、次に新築工事を頂いた時には、一日も欠かさず
現場に行きました。
毎日大工さんのジャマにならないように現場に入り浸ってました。
沢山の職人さんの仕事を見ているうちに、ココに居なければ
ホントの事がわからないんじゃないか?
ココで汗を流してこそ、お客様に感謝されたときに、
胸を張って「どういたしまして」と言えるんじゃないか?
って考え始めちゃったんですよね。
当時は実に崇高で一途な気持ちだったんですね〜
今や立派なポンコツ職人ですが。。。
でも、今でもあのアンケートを書いてくださったお客様には
心から感謝しています。
職人や営業マンも、お客様の声に心が動かされたりすることが
本当にあるんですよね。
でもほんとうは、そんな営業さんも含めて、
多くの人が『家造り』に関わっていて、
誰がいなくても、『いい家』はできないんですよね。
かく言う私自身、
「モノを右から左」という営業に疑問を感じ、
「考え始めちゃ」たクチですが。
営業経験があるので、
現場に営業が来なくても、
お施主さんの態度で、営業がわかることがあり、
営業の重要さをつくづく感じるようになりました。
知識もさることながら、本当に大切なのは、
やはり、心なのかなァ。
職人にとっても・・・。
そんなことを感じながら読ませていただきました。




